集合住宅の交通(廊下、エレベーター、階段)に注目してるみたいで、この交通の部分をもっと良くする(道みたいにする)がコンセプト。
下の一般の道のほかにもっと上のレベルに「上の道」っていう交通を作ってた。
このアイデアに関しては、結構いろいろな建築家とかがプロポーザルをだしてる感じなので、
自分が知っている範囲で、有名なものもふくめて投稿してみますね。的外れ的なものも、一応参考でいれます。
① STEVEN HOLL - linked hybrid (beijing, china, 2009)
プログラム:集合住宅(750戸)・公共緑地、商業施設、ホテル、映画館、幼稚園、学校、地下駐車場
大きさ:220,000㎡
http://www.stevenholl.com/project-detail.php?id=58
② JAMES WINES and SITE - high rise of homes (1981)
③ YONA FRIEDMAN - spatial city (1960)
④ AA SCHOOLの学生の作品 (2008) - 商業地域における提案
⑤ 早稲田大学の学生の作品 (2008) - 杭のある卒業設計
------------------------
こうしてみると、③のヨナ・フリードマンの空中都市が50年前、②の案が30年前なのにたいして、具体化してる①と④っていう構図かな?⑤は近未来という設定ですね。
「上」の有効性、あるいは必要性が生じているのでしょう。
写真見たことないのばっかでありがたし
返信削除②はエレベーターシャフトが共通ってこと?
ドローイングがすてき
①とか④になってくると
「道」っていうにはおさまりきらないような
空間になってるきがします
2つの地点を移動する過程にもなんかの
価値をくっつけようとしてるのかな トモヨ
STEVEN HOLLとAAはすごいなぁ。
返信削除「上の道」の解答として、①と④はかなりうまいって感じ。
ただ②で表現されてるみたいに、一つ一つの住戸に別の人間が住んでいる感じ(価値観が層になって重なってるみたいな感じ)にすごく惹かれる。
それは①にも④にも表れてないとこだと思った。
コメントありがとう
返信削除ともよ殿
②に関して
エレベーターシャフトが共通だね。
真ん中はヴォイドになってるぽくて、
ど真ん中に細い通路みたいのあるぱ
五十嵐淳の豊田市逢妻交流館は
住宅じゃないけど、スラブ何層か重ねて
スラブの上に性格異なる空間・領域を定義してる
http://jun-igarashi.web.infoseek.co.jp/works/021toyotacity_aiduma.html
そういう意味では②と似てるよね。
それを現代的なプログラムに上手く適用しているとおもう。
ただ、②は非合理的だとおもうし、僕は無理があると思う。上下スラブに挟まれてる家が屋根を持つ必要はないだろうし。
ドローイングは素敵だよね!
①と④に関して
道を越えたね!
2つの地点を移動する過程にもなんかの
価値をくっつけようとしてるのかな
同意見です。
それは様々なレベルでいえるとおもいます。
ー都市レベル
(例:駅と住宅密集地域を結ぶ商店街)
ーいくつかの建造物間レベル
(例:①や④の案のように)
ー1つの建築空間内レベル
(例:ゴシック建築とかの身廊・翼廊)
深いな。笑
たくみ殿
上手いよね。
きちんと設計されてる。
②に関しては、ともよちゃんのコメント返信で、「②は非合理的だとおもうし、僕は無理があると思う。上下スラブに挟まれてる家が屋根を持つ必要はないだろうし」って言ったけど、「価値観が層になって重なってるみたいな感じ」には僕も同意見です。
②を抽象化していった先にシーグラムがあるのか、ないのか。ちょっと頭が整理つかないんだけど、そういう考え方に興味があったりします。glass skyscraperのドローイングと②のドローイングは正反対のイメージだけど、どうリンクしてるのかが興味ある。