時計装置ってなんなんだ・・・
今日は1年の演習の講義にまじってきました。
先生は芸大出身の若手建築家の方で伊東事務所出身だそうな
1年生向けの講義だけど建築家を職業としている方の
話を聞くのは楽しいし、考えさせられる
つたないですが要約してみる
建築には3種類の人間が関わる
①建築家
②施主
③施工者
この三者は必ずしも仲間同士ではない。
かといって完全に敵対しているわけでもない。
こんなずれた関係の中では建築家にとって
コミュニケーション能力がかなり重要である。
ものづくりには2つのルールがある
①社会的なルール (安い、使いやすい、安全)
例:宇宙船。宇宙に行って無事帰ってくることが
何よりも重要(デザインは後回し)
②個人的なルール(美しさ、かっこよさ)
例:ハイヒール。歩きづらいにも関わらず
多くの女性がはくのは脚を美しく見せてくれるから。
(デザイン・見た目重視)
建築はこの2つの相反するルールをバランスをとりながら
共存させなければならない。
ぼくは建築はこの矛盾を抱えているからこそおもしろいと思う。
みたいな感じでした。
あと、建築家と設計士はどう違うのか?
っていう質問に対しては、
1級建築士の免許を持っていれば設計士と呼ぶことはできるけど
作ったものが美しいかどうかは建築家でなければ出来ない分野なのではないか
って栄養士とシェフを引き合いに出して説明してました。
うちは、建築が矛盾をかかえてるなら
建築家は不思議なバランス感覚みたいなのが備わってるのかなぁ
とかんがえました。
美しいものを厳しい制約の中から生み出すのは
頭で考える以上の勘が働いてたりするのかもね
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